水草販売というビジネスモデルは何故強いか?

スタートアップを始めるにあたって、最初から余りにも大きく事業展開を考えてしまうと、構想だけに時間がかかってしまいます。いざ始めようと思っても、準備に何か月、資金集めに何か月とあっという間に時間だけが過ぎてしまうことは、よくある話ですよね。Day1から始められる事業をした方が、実際に消費者やユーザーの反応も得ることができるし、価格の仕組み、物流の仕組みを理解することができるので、自分が成長をするためには、やはり手軽に始めることが重要だと思います。手軽に始めるビジネスモデルの要諦としては、まず仕入に多額のお金がかからない、販売にお金がかからない(正確には、販売した後で手数料がかかる形にする)、が2大鉄則です。

こページを読んで欲しい人
  • 3か月考えても新規事業プランが思いつかない人
  • 手っ取り早くスタートアップの感覚を掴みたい人

仕入れの考察

仕入に多額のお金がかからないとはどういうことでしょうか?商品を作るにせよ、部品を購入するためにお金がかかるわけなので、いわゆる加工販売というようなアプローチは難しいということですね。仕入れにお金をかけないというのは、既に売ることができるような商品をほぼ無償に近い形で手に入れることです。

例えば、一つの例として、水草の販売を考えてみます。大きな川や、池、沼、なかなか都内では見つけられないかもしれませんが、少し郊外に出てみるとそうした場所は比較的簡単に見つけることができます。自然の川の河原や沼にいくと、多くの水草(アナカリス、オオカナダモマツモやガボンバと言いた金魚藻など)が映えています。この水草を自宅に持って帰り、育てることにします。水草を育てるのは簡単で、日光があたる場所に、水草を入れた入れ物をおき、適当な頻度で水換えをおこないます。そうすると、条件がよければ、たいていは1~2週間くらいで、枝分かれして、水草がどんどん成長していきます。その成長した水草をカットします。カットした水草はそのまま売ることができますので、これがすなわち仕入となります。

水草の販売先

一方で、この水草をどうやって売ればよいのでしょうか?水草を購入しようと思っている人は、たいてい魚を飼育している人たちです。魚を飼育している層に効率的にアプローチできるようなマーケティングはなにか、と考えましょう。少し考えれば、こちらからアウトリーチするよりも、魚を飼育している人からアプローチしてもらう方が、より効率的であることがわかります。販売プラットフォームをつくるためにショップファイでECサイトを構築しるのもよし、BASEを使ってECサイトをゼロ円で販売サイトを立ち上げるのもよしです。ただ、ECサイトを立ち上げたところで、人気のないサイト(要はグーグルで上位表示されないサイト)には、アクセス数も出ないでしょう。広告を打つという手もありますが、水草の販売価格はせいぜい数百円で、1日何百本と売れるマーケットではありません。広告を打っても、回収することは困難でしょう。

どこで売るのか?

そこで、オークションサイトを販売サイトがわりに用いるという手法を考えます。メルカリラクマヤフオクは、C2Cで商品の販売ができるプラットフォームです。商品の流通量は年々増加しており、出品コストは無料です。写真と数行の製品コメントを記入するだけで仕上げることができます。例えば、メルカリの場合、5本で400円で水草を販売すると、10%の手数料(40円)、送料は第四種郵便でだいたい150円位で送付できるので、利益は概ね200円程度になります。光熱費等を考えなければ、売上高利益率は約50%のビジネスモデルです。
水草にも、いくつか種類があり、特に水草をこのんで食べる魚を飼育している愛好家の場合は、定期的に水草を購入するニーズが出て来ますので、レア水草を狙えば更なる利益率の向上も目指せると思います。

まとめ
  • 仕入コストが限界的に低いビジネスを探そう。水草は野生の物をさがせば、仕入コストはほぼゼロになる。
  • 販売は既存プラットフォームを活用しよう。C2Cのオークションは、販売プラットフォームとしても十分活用できる。
  • 輸送コストがかからない方法を編み出そう。水草の場合は、かさばらないかつ軽いので、輸送コストは十分低い。


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