マッチングサイトで欲しいサービスはこれだ

現在インターネットではマッチングビジネスが盛り上がっています。人材紹介、宿泊先、航空機チケット、M&A、不動産投資といった、ありとあらゆる仲介業種でマッチングサイトが誕生しています。

それでは、マッチング機能の本質とは何でしょうか?このページでは、「何かを求めている人と、その何かを提供できる人を繋ぎ合わせる機能」のことをマッチングと定義しましょう。例えば検索サービスも広義の意味では、マッチングビジネスでしょう。ある単語について調べたいユーザーに対して、グーグル等の検索サイトは、独自のアルゴリズムを用いて、検索キーワードとの関連性が高い情報を上位に表示しています。

アマゾンのようなショッピングモールも広義ではマッチングサイトでしょう。商品を欲しい人と商品を売りたい人をECサイトを通じてマッチングしているのです。マッチングサイトの競争力の源泉は、欲しいものの網羅性と検索性です。前述したグーグルアマゾンは、かつてロングテールというキーワードを生んだように、相当ニッチな分野の情報や商品もカバーしており、ユーザー側からの期待を上回るサービスを提供しています。だからこそ、この両社は世界の時価総額でもトップクラスとなっているのです。

読んで欲しい人
  • マッチングビジネスを新規に考えている方
  • デリバリースーパーに関心がある人
  • オンラインピッチコンテストに関心がある人


さて、マッチングサイトで今後伸びそうなサービスは何でしょうか?成長市場を考える時は、やはり母数となる人口動態を考えるのがセオリーです。少子高齢化東京一極集中女性社会進出、外国人労働力、訪日観光客、二拠点生活、こういったトレンドを考えると、マッチングサイトの新しいサービスも作りやすくなります。以下、スーパー、ピッチイベントでマッチング2.0ともいえる新しいビジネスモデルを考察します。

デリバリーに特化したスーパー

今までのスーパーは人の流れが多い駅前等、商圏内での人口によって出店戦略を考えていました。しかし、今後高齢化の進展で、お店にお客さんが足を運ぶという機会はどんどん減って行ってしまうと思います。さらに、家族の構成人員の変化により、お一人様向けの個食といったニーズも生まれ、スーパーなどのディスプレイも都度変更しなくてはなりません。結果、追加の固定費を賄う程の売上を立てることができず、スーパーの撤退が相次いでいます。

縮小する商圏への打ち手として、発想を転換して、お客さんを呼び込むのでなく、スーパーがウーバーイーツ等のデリバリー専業会社と提携して、デリバリーのみを行う、即ちお客さんの自宅へアウトリーチするフォーマットへと変形していくとどうなるでしょう。

注文は全てインターネットでうけて、地域の最も地価の安い倉庫から、当日配達で自宅に届けるのです。駅前のような地価の高い場所を避けられ、なおかつレジなどの人手もいらなくなるので、通常スーパーよりコスト削減の余地はありそうです。差別化の源泉としては、新鮮な食材を取り扱うだけでなく、その食材のレシピを売るのです。

今日は、カレーが食べたいな、というニーズで検索がかけられた時に、カレーのレシピ(動画がついているとなおよい)がうつしだされ、レシピから何人分と入力するだけで、過不足なく食材を選択できるようになるイメージです。レシピの充実が肝となるので、レシピサイト(クラシルなど)との提携も検討の価値がありそうです。

食材選択も、例えば有機人参と通常の人参といった具合に、消費者がさらに選べるようにするといいでしょう。地方の中核都市では、スーパーは撤退して買い物難民がでています。社会貢献としてもデリバリースーパーでのアプローチは評価がされるでしょう。スマホで気軽に、まるで食事をオーダーできるように、商材を注文できるシステムにはニーズがあると思います。

オンラインピッチコンテスト

起業家と投資家を集めるピッチコンテストもマッチング機能が重要と言えるでしょう。今までのピッチコンテストといえば、大きなセミナールームを借りて、モーニングピッチで朝7時からプレゼンみたいに時間と場所が制約されていました、オンラインピッチコンテストが行われるようになれば、いつでも自由な時間にピッチができ、投資家も場所を選ばず参加できる、というようなメリットが出てくるでしょう。

オンライン株主総会が、ソーシャルディスタンスといった社会的な要請もあり、2020年は一気に普及した感がありますが、オンラインでのピッチコンテストをライブで行えれば、ほぼコストゼロで、より多くの参加者を集めことができます。

またチャット機能を使えば、リアルタイムでより多くの質問を捌くこともできます。関心を持った投資家との個別one on oneセッションもオンラインでできますし、起業家同志の集まりもオンラインで(オンライン懇談会)行うことができるというメリットもあります。

マッチングサイトのマネタイズ


マッチングサイトでのマネタイズの方法には4種類あります。1)広告2)有料会員3)決済手数料4)商品販売による利益です。売り手市場なのか、買い手市場なのか、といった、参加者のニーズの度合に応じてマネタイズの手法を考える必要があります。デリバリースーパーの場合は明確で4)の商品販売による利益を目指すべきでしょう。レシピを充実させることで、ロングテール的なアクセス流入というポジティブな流れを作ることが重要です。

オンラインピッチコンテストは、有料会員制と投資が成立した場合の成功報酬の2段階でしょう、有料会員にすると、起業家と投資家があつまらないため、実績を出すまでは、成功報酬型のモデルでのマネタイズがメインとなるでしょう。

結論
  • マッチングサイトは今後もニーズが高まっていく
  • マネタイズの方法は売り手・買い手の状況に応じて設定していく


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