趣味としての会社員を究めよう

スタートアップ

会社員から副業しつつ起業していくのがなぜ理想的なのかという観点で、失敗しないスタートアップ戦略を分析しています。

いざ何か事業を始めようと思ったとき、常に論点になるのが、今やっている仕事(学生の場合は学校)とどのように付き合っていくか、ということです。開始しようと思っている事業は、まだアイディアの域を出ていないし、マーケットもそこに本当にあるのかわからない、というようなケースで、会社や学校を辞めて退路を断ってやるのは、本当に合理的な選択肢(オプション)なのでしょうか?

会社員
会社員

アイディアの段階で会社ってやめるべきなの?

会社員か起業か?

もちろん、名のある起業家の方の中には、「起業はそんなに容易ではなく、自分の人生の全てのリソース(資源)を費やす覚悟がなければ、成功しない、よって、起業するならば即会社を辞めるべし」、と断言する人もいます。退路を断つ、ということは覚悟を決めるということで、不退転の決意で起業に挑むという姿勢には大いに学ぶことがあると思います。

しかし、スタートアップをそうした人生の一大プロジェクトと位置付けてしまうと、多くの人は、なかなか決心をすることができず、さらには家族がいる人にとっては、尚更のことでしょう。今ある安定的な肩書(ポジション)や給与を捨ててまで行うほど、この新しい事業に見込みがあるのか、正答がないことも、グルグルと何日も考えて、結局はいつまで経っても決断できず、また一方で、きっぱりともやめることができず、葛藤を抱えた心理状態をズルズルと引きづってしまいます。

会社員
会社員

嫁ブロックがあって辞めるのは正直ハードル高いだよね。。。と悩んでたら1年過ぎたよ。。。

趣味の効用

こうした結末は最悪ですね。もちろん悩みを抱えるということは、自分の心の中の声に耳を傾けるという意味で重要なのですが、どっちかを決断する以外には解がないことを、クヨクヨ悩んでも無意味です。自分で解決できない不安は悩むな、というものです。翻ってよくよく考えれば、そもそもどうして、二者択一を迫られなくてはいけないのか、という問いにもぶつかります。そこで邪魔になるのは、前述した「全身全霊を以て事業を行うべし」、という発想です。こう考えるのは、どうでしょうか?「好きこそものの上手なれ」という言技もある通り、好きでなければ新しい事業を行えないですよね。他に、自分の人生で好きなものってなんでしょう?ある人は、野球やサッカーのようなスポーツだったり、ある人は楽器演奏や絵画だったりとまちまちです。要は、趣味ですよね。今やっている仕事の他に、人はいくつかの趣味を持っています。そうした仕事と趣味を並列にして日々の生活を送っているのです。

趣味と仕事の違い

それでは、仕事と趣味の違いはなんでしょうか?最大の違いはお金をもらっているか、お金をもらっていないか、の違いです。お金をもらう以上は、プロとして、責任を持って、相手の期待に応えるサービスを提供しなくてはならない、ということです。趣味は、気が向いた時間に気が向いた事をやれば良いのですが、仕事はそうはいかない、というのが通念的な位置づけです。しかし、趣味がこうじてお金をもらえるようになった、という事例もある通り、好きな事をやり続けることで、どんんどんその分野で一人者になっていくということもあり得るわけです。

趣味=仕事にする

ここで考えてください。この仕事を趣味に変えることはできないのか?という視点です。仕事は、楽しくなく義務的にやっているに過ぎない、という答えが大多数でしょう。しかし、「好きこそものの上手なれ」、です。仕事を趣味に変えられれば、そしてその趣味でお金をもらっている、それがこの仕事だ、という発想への転換です。もし仕事がどうしても、ダメなら、会社員を趣味にするのはどうでしょうか?朝9時に行って、残業しないで定時に帰る、報連相を守り、業務をきっちりこなす、やれと言われた仕事以上はやらない、こうしたプロサラリーマンを趣味として行うことができれば、新しく自分で事業を始めたい、ということも趣味で行うという発想を持つことができるはずです。

趣味はいくつも持つことができます。会社員という趣味、新規事業という趣味、スポーツという趣味、芸術という趣味、これらを同時並行的にこなすことができれば、人生は豊かになるでしょう。

趣味としての会社員

会社員を趣味にするとは、もう少し具体的にどのようなことなのでしょうか?これは、会社員である事を楽しむという事です。例えば、通勤電車。最近では痛勤電車とも書きますね。これを楽しむにはどうしたら良いか、を真剣に考えるのです。いくつかオプションがあるでしょう。痛勤電車に乗らずに、自転車では通えないか?筋力トレーニングにもなって一石二鳥だぞ、とか。もしくは歩いたらどうだろうか?もっと近くに引っ越すことはできないか?自宅勤務へと変えることはできないか?です。

会社員は、勤務時間、仕事内容、勤務場所、給与が固定されているものの、それ以外は、自分の裁量で変えられずはずです。会社員を趣味としたならば、自分の裁量で決められる部分は、徹底的に楽しむ姿勢が重要です。ランチタイムを楽しむためにはどうしたら良いか?美味しいものを食べる、体を動かす、健康的になるものを食べる、どうせランチタイムがあるのならば、徹底的に愉しみましょう。勤務時間も耳栓をして業務を行う(電話音がうるさいので、耳栓としています、とでも言えばいいのでしょう。)自分の仕事と新しく行う事業の関連性がある事を徹底的に時間を費やして調べてみる、パフォーマンスが上がるようになる仕組みを汎用化してみる、顧客に気に入られるようにするにはどうしたら良いかのメソッドを生み出してみる、なんでもいいのです。今ある仕事を楽しみながらのめり込める何かを探していく、まずはそこに徹底的に満足する、そして自分が満足すれば、必ず他の人にも伝わるはずです。

これが、趣味としての会社員の極意です。そして、趣味としての会社員になれれば、その方向で趣味として新規事業を行えば良いのです。趣味はいくつも持っていいし、楽しん行える仕事という趣味には失敗がありません。なぜなら、失敗しても楽しいので、続けられる、続けていればいつかは必ず成功するからです。

趣味を仕事に、ではありません。仕事を趣味です。趣味には失敗がありません。

まとめ

  • 会社員は起業の準備をするための職種としては好適
  • 拘束されている時間の中でも起業アイディアを見つけることはできる
  • サラーリマンとして拘束されている時間を楽しめ!
  • 仕事を趣味に変えることが、成功する条件
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